買収監査

買収監査とは、M&Aの流れの中で買収対象会社の調査を買い手側が行うことを言い、デューデリジェンス(Due diligence)やDDとも言われます。買収監査は基本合意後に行われ、これまで買い手が収集した資料の正確性を確認したり、潜在的なリスクを洗い出すことが目的です。

調査の種類には、「財務」「ビジネス」「法務」「税務」「IT」「環境」などがあり、中小企業M&Aにおいては主に「財務」「法務」に調査範囲を絞って実施されることが多く見受けられます。

そのため買収監査は、買い手が依頼した会計士や税理士、弁護士やその他各専門家によって実施されます。

買収監査の結果によっては、基本合意時に合意した買収価格が変動することもあります。(潜在的なリスクが判明したなど)

 

M&A用語集カテゴリー:M&A実務

© 2021 Ashibune Co.,Ltd