M&A成約事例

【譲渡企業】

有限会社ヒロ工務店

代表取締役 広内武彦 様

所在地:岡山県

業種:建設業

【譲受企業】

株式会社エスクラス

所在地:福岡県

業種:不動産業

M&A(事業承継)で重視したことは人柄。
「ウマが合うかどうか。」

創業20年となる有限会社ヒロ工務店。その代表取締役として創業から第一線で奮闘されてきた広内武彦(ひろうち たけひこ)様は、2021年5月中旬に実施したM&A(第三者承継)によって経営のバトンを引き継ぎました。そこでこの度、事業承継を終えた広内様の今の率直なお気持ちをお聞きしました。(2021年5月31日時点)

「今の心境を素直に言うと、やっぱり寂しい気持ちがあるなぁ。自分も会社に残るけど、会社を引き継ぐことで第一線から退くのはやっぱり寂しい。肩の荷は降りたけどなぁ。」

広内様は19歳の時に建設業界へ入り、ここまで建設一本でご活躍されてきました。

「19歳で建設の世界に入ってからずっとこの世界にいるなぁ。高校を出てすぐ入ったからもう約50年か。でも不思議と嫌になったことはなかったなぁ。技術的なことだけじゃなくて、上手な人付き合いもたくさん勉強させてもらった。」

また広内様は創業時のこともお話しして下さいました。

「一つの世界で仕事をやってると当然考えの違いが出てくる。19歳から勤めた会社には30年近くいた。辞める5年前ぐらいから気持ちがどんどん大きくなって独立したなぁ。女房も賛成してくれてたし。そこから20年。早いなぁ20年は。あっという間じゃった。」

2021年3月下旬に弊社とM&Aアドバイザリー契約を結んだ広内様。短期間でこの度の事業承継を終えたことについても語って下さいました。

「トントン拍子であっという間じゃった。事業承継を考え始めたのは4、5年前。金融機関さんの異業種交流会で事業承継の講演があって、その時はじめて事業承継を知った。ウチには後継者がおらんからなぁ。そこから地域の事業承継支援機関や金融機関に相談したり提案を受けたりしたけど、なかなか進まんかった。だから今回は調子が良すぎるとも思ったなぁ。笑 でも良い人(お相手)に出会えてよかった。会社を引き継ぐ金城さんは良い人。特に人柄が良い。」

譲受企業である株式会社エスクラス様から今回、広内様に変わって有限会社ヒロ工務店の代表取締役に就任する金城達博(きんじょう たつひろ)様。その人柄が気に入ったと笑顔でお話をする広内様。(写真:向かって右から2番目が金城様)

「事業承継で一番大切にしたことはウマが合うかどうか。どんなに良い条件で事業承継したとしても、ウマが合わなかったら何もうまくいかない。仕事は人。人間性が全て。」

続けて広内様はこうおっしゃりました。

「事業承継がうまくいかなかったら、5年後には引退しようと決めていた。でも、この5年間は何があるかわからないとも思っていた。病気になって働けなくなるかもしれない。そうなったら困ったことになる。だから良かった。引き継ぐことができて。承継した寂しさはあるけど、良い出会いができたからそこは今後の楽しみじゃなぁ。」

4、5年前から事業承継を考え行動されてきた広内様。今回はご縁あって弊社がご担当させていただくことになりましたが、本当に多くの方々から「譲受させていただきたい。」というお声がけをいただきました。この度の譲受先となった株式会社エスクラス様は、不動産業界から住宅建築分野への進出を考えていたタイミングで本譲渡案件を知り、早々にお手を挙げて下さいました。

株式会社エスクラス様の営業力と有限会社ヒロ工務店が築き上げてきた信用と実績の土台。この二社の強みを活かした新生ヒロ工務店の新しい物語が、輝かしいものになることを心から願っております。

 

M&Aに関するお問い合わせやご相談はこちら

© 2021 Ashibune Co.,Ltd